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平成19年 12月号 KEY WORD 〜 自然科学 〜 今年も1年を振り返る月になってしまいました。昨年のOIRONのKey Wordは「真実」でした。内容は、我社はトラブルやアクシデントには正面から偽りない対応を行う、と皆さんと約束したものでした。今、世間では「赤福」しかり「船場吉兆」しかりであります。企業が不正を行った時に、言い訳三段法があると言われています。@私は知りませんでした。A会社の指示でなく現場がやりました。B嘘でした。ごめんなさい。惨めなことです。来年もこのKey Word「真実」は我社の大きな柱にします。勿論、諸君達の報告書・予定書をはじめとする多くの提出物にも、真実を記し、話してください。 |
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| ページの先頭へ | 平成19年 11月号 KEY WORD 〜 変わる努力、変わらない努力 〜 以前にも書きましたが、私は銀座が好きで、月数回訪問します。目的は買い物ではありません。変わる銀座と変わらない銀座を見るためです。この両極端な言葉はミスマッチのように聞こえるでしょうか。日本の・・東京の中心で繰り広げられている現象です。「変わる」「変わらない」の後に「努力」という文字が付きます。「変わる努力」をしているのはデパートやブランド品のメーカーです。今年11月にはアルマーニの大きなビルも完成し、日本人ほどブランド品が好きな民族はいない、を証明するかのようです。ヨーロッパのブランド品はほぼ全て銀座で購入できる世の中になってきました。 |
| ページの先頭へ | 平成19年10月 KEY WORD 〜 隠れた富 〜 今から30数年前、私が営業部員として社会に出た時、上司からの命令は売上額でありました。会社によっては壁に棒グラフを用いて、月単位・年単位の売上額を示されていました。営業会議の初めには、現在までの売り上げ、終了間近には次回までの目標額を言わされたものです。そして80年代後半からは、いかに利益を生むかが問われました。売り上げよりも利益、損益計算書の経営利益金額でした。しかし、近年「企業価値」が産業界や国民の関心を集めています。原因は90年代の後半から会計制度が改革されたことや、企業のM&Aや合併があったことです。 |
| ページの先頭へ | 平成19年 9月号 KEY WORD 〜 年の劫 〜 アンデルセンの童話は、人生で3回読むと良い、と言われています。よく耳にするものには、人魚姫やみにくいあひるの子などがあります。日本では内容をかいつまんで短くして絵本になっている場合が多いようですが、本文通りに訳された「アンデルセン童話集全7冊」大畑末吉氏訳で発刊されているものが一番良いと思います。アンデルセンが31才(1835年)の時、第1集が出版されました。今、私は3回目の読破に挑んでいます。内容は皆さんもよくご存知と思いますが、勧善懲悪や因果応報を通じて、人生に戒めや希望を与えています。人生哲学と言っても過言ではないでしょう。中でも「みにくいあひるの子」は、あらゆるところで使いました。できれば皆さんも童話集の短編でなく本文(長文)を読んでいただきたいものです。 |
| ページの先頭へ | 平成19年 8月号 KEY WORD 〜 教訓 〜 私達の回りには、教訓としたい事柄が毎日のようにあります。先月の参院選においても学ぶことが多くありました。中でも安倍総理の言葉の軽さには驚きました。「私と小沢さんのどちらが総理にふさわしいか、国民の考えを伺う」と言っておきながら、負ければ、「国民に約束した新しい国づくりに向けて改革を続行していくことが、私に課せられた使命だ」と答えています。最初の言葉は自らの責任と信任を国民に問う、素晴らしい決意表明でしたが、2日後には後の言葉で総理続行となりました。私を含めて、上に立つ者は言葉の重さを常に自覚して発言しないと、信用が一瞬にして崩れ落ちます。この2つの言葉を子供から質問されたら、安倍総理は何と答えるのでしょうか。子供に「言ったことは守りなさい」と言えなくなります。その上、安倍総理は教育改革の必要性を唱えています。子供に説明できない事柄を平然と発する人に、教育改革はやってもらいたくないと思います。教訓の1つです。 |
| ページの先頭へ | 平成19年 7月号 KEY WORD 〜 日本っていい国 〜 One by oneの7月号は今までにない内容でした。興味深く読ませていただく中、若い社員の気迫が感じられました。中でも安斎君に対するインタビューは、社内報としては初めてだったのではないでしょうか。以前、短編ではありましたが、これ程の長編は・・・インタビューの中に、学校行事に参加したくだりがありましたが、学校行事に参加するのは、我社の特徴でもありまして、私も現役の時は、文化祭・体育祭に参加したものです。いつもと異なる塾生の行動が見られ、塾生が私の姿を発見すると、どういうわけか連鎖的に伝わり、多くの塾生に囲まれ、少し恥ずかしい思いをしたこともありました。生徒のご父母様に会うと、「お忙しいところ来ていただきありがとうございます。」と声をかけられたものです。当時は、塾の指導者で学校行事に参加していたのは、私だけでしたから、目立ったのでしょう。この方法が我社の持ち味だったのです。 |
| ページの先頭へ | 平成19年 6月号 KEY WORD 〜 アイダック 〜
我々の周りには、多くの法則や決まり事があります。中には戦後一度も変わることがなかった日本国憲法があります。同じ立法府が作る法律は毎年変わっている感じがします。しかし、「商売の世界では何世紀も前から変わっていない法則があります。」物品が売買される時、サービスを提供したりされたりする時、私達の財布の紐が緩む時、必ず働くAIDAC(アイダック)の法則です。これは言葉の頭文字を集め取ったものです。Attention(注意)Interest(興味)Desire(欲望)Action(行動)Congratulation(祝福) |
| ページの先頭へ | 平成19年 5月号 KEY WORD 〜 錯覚 〜
私達人間は弱い生き物である、とよく言われます。しかし、自信のある事柄や趣味に通じるものであれば、強くもなれるし、ポリシーも生まれます。以前、自信とは「計画に向かって進んで行く時の副産物である」と話したことがありました。その時使用した例として、《車で目的地に行く途中、道が2つに分かれているが、表示板がない。素早く判断して1つの道を選択したが、道がだんだん細くなり、本当はもう1本の道ではなかったか?と不安になり、引き返そうかと思う。しばらくすると目的地の表示板が目に入り、選択に間違いなかったことを知り、「自信」が生まれる。》という話がありました。何かを興す時、最初から自信があるわけではなく、進んで行くうちに、心の底から湧き上がってくるから、自信とは副産物なのです。 |
| ページの先頭へ | 平成19年 4月号 KEY WORD 〜 5%・3% 〜 3月8・9・10日で鹿児島県の世界自然遺産でもある屋久島に行って来ました。目的は、樹齢7200年と言われる縄文杉を見ることにありました。屋久島は、気候的に日本の縮図と言ってもいいくらいです。島の南側は、鹿児島よりやや暖かく、九州最高峰の宮之浦岳(1935m)は、北海道の旭川市と同じ気温であります。周囲は僅か130kmしかなく、いかにお椀形の島であるか理解できるでしょう。亜熱帯から亜寒帯の気候のため、日本の植物種の70%以上がこの島に存在しているそうです。 島の特徴の2つ目は、火山でできた島ではなく、約1400万年前、地下のマグマが冷え固まって、少しずつ浮き上がってできた、花崗岩の島であるということです。現在でも少しずつではありますが、隆起しているようです。林芙美子が「浮雲」で、屋久島を月に35日雨の降る島と表現しているように、年間降水量は6294.5mm(1999年)です。雨が多くの川を作っていますが、魚は住んでいません。「水清くして魚住まず」です。また天候の変化も大きく、朝・昼の飛行機は離陸していたのに、夕方我々が乗る予定だった飛行機は、急な低気圧の発生で、欠便となり、空港まで来たバスでホテルに引き返し、予定外の一泊となりました。自然の偉大さを思い知らされた4日間でありました。 我々人間が、自然を変えることはできませんが、自然から学ぶことはできます。また、学んだことの中から、法則を見出すことができます。私の自論である5%・3%です。今まで屋久島の自然の雄大さを書きながら、現実の数字に引き戻すのは心苦しいのですが、屋久島の1000年以上の杉は全体の3%であり、他は1000年未満で朽木となります。気候・太陽・水と環境が一致しないと1000年以上の杉はできません。 会社で5%・3%と言うと、創立70周年を祝える会社が全体の5%です。そして100周年を祝える会社は全体の3%で、現在日本では2万社あると言われています。但し、この数字は吸収、MandA等、合併の前の数字ですから、実際にはもっと少なくなっています。我社は創立34年(今年の8月)ですから、統計は出ていませんが、創業50年を祝える会社(法人として)は50%と言われています。プロ野球選手を目指し、億以上の年俸を手にするのは3%、それ以下の年俸でいつも試合に出場できる選手は5%です。相撲でも同じことが言えます。大関以上に登りつめるのは全体の3%です。 外国の教育もこの5%・3%が生きています。日本のように平等ではありません。アメリカの教育は、生徒の5%が国を動かす学生とされ、徹底的に教育されます。そして、3%の学生が政府の中枢を形成するのです。また、人生においても5%・3%は大きな位置を占めています。定年を迎え、まったく年金に頼らず悠々自適に人生を送れる人、または蓄えのある家庭は全体の5%であります。では、3%の人生を送れる人は? それは、ボランティアや収入無き役職に人生観を見出す人だと思います。但し、この論議は幸福感と同じであるとは言っていません。人にはそれぞれの価値観がありますから・・・しかし、経営者はいかに会社を存続させ、利益に導き、利益を社員に還元できるかを常に考えています。 今年の3月に、帝国データバンクから、学習塾・予備校の売り上げランキングが出ました。埼玉県内の同業法人51社中、我社は12位です。一昨年が17位でしたから、5upでしょうが、何としても法人で5%に入りたいと思っています。どうすれば・・・? 今年10%の向上、来年15%の向上で達成できます。(我々規模の会社は、ダンゴ状態ですから。)会社が5%・3%の地位になることは、皆さんの人生が5%・3%の仲間入りをすることです。何故なら、当社の経営の本願は、会社の蓄積よりも、今輝いている人、以前に大きく輝いた人に配分を多くするシステムだからです。輝くとは現状維持ではありません。今、生徒・ご父母・世間は何を求めているか、絶えずアンテナを張り、誰よりも早く察知することです。そのためには机上外の勉強も必要です。 最後に、5%に入るには、少しの努力とぶら下がりをなくせば達成できます。 |
| ページの先頭へ | 平成19年 3月号 KEY WORD 〜 常識 非常識 〜 昨年の暮れから、何度か私のところに怪文書が届いています。怪と言っても犯罪に結びつくものではありません。丁寧な言葉使いですが、内容はハードなものです。皆さんは驚くかも知れませんが、「叶齒C」を売って欲しいとのことです。2度目の手紙には数億の値段が記してありました。我社もMandAの対象かと思いきや、その会社はブローカー的な立場で交渉を頼まれたらしいのです。結論から言えば100%売るつもりはありませんが、心の中で「非常識な奴め」と憤慨しました。しかしその会社にとっては非常識ではなく、商売としては常識的なことなのでしょう。相手にとっては非常識であっても、本人にとっては常識であることがあります。昔常識、現在非常識なことも多くあります。私が小学校の頃、有機塩素系のDDTを頭からかけられました。当時は体に害はないと言われていましたが、現在では癌の元と言われています。また部活(運動部)で、汗をかいても水を飲んではいけないと言われましたが、今は逆です。準備運動には、必ず蛙とびが入っていましたが、今は膝を痛めるから禁止になっています。私が商社に勤めていた60年代、ビル建設には必ずアスベストが使用されていました。アスベストは安く、軽く、保温に優れ、使用しないと設計ミスのごとく言われ、「奇跡の建材」としてもてはやされました。しかし、今は肺癌の元として、裁判沙汰になっています。 地域によっても常識非常識があります。東京ではエスカレーターの右側を歩いてもいいが、大阪では逆で、左側を歩いて上るのが常識です。選挙権も50年代は、多くの国で20才でしたが、今や殆どの国が18才となりました。隣の国韓国も、昨年18才となり、20才なのは日本くらいになってしまいました。選挙権が20才は日本の常識であって、世界の非常識になっています。米国の選挙権18才は、ベトナム戦争が大きくかかわっていることは、よく知られたことです。選挙と言えば、以前知事は男性が務めるのが常識でしたが、今や、5人の女性知事が活躍しています。最近では宮崎の知事が、まさかの大差で当選しました。ベルリンの壁は崩壊しないのが常識でしたが・・・常識と非常識とは、何なのでしょう?私立大学の両雄として慶応大学と早稲田が挙げられますが、この2つの大学はなぜ両雄なのでしょうか?歴史があるからでしょうか?慶応大学は1858年創立、早稲田大学は1882年創立。しかし駒澤大学は1592年創立です。関が原の戦いが1600年ですから、歴史から言えば駒澤大学の方がはるかに古い大学です。また、慶応大学と早稲田大学の創立の間24年間に多くの現大学が誕生しています。慶応は創立時蘭学中心でしたが、英語中心の授業に変えました。(当時は非常識なことであった)私はこの慶応より後発の早稲田が、何故「雄」になったかを知ってもらいたいと思います。もともと大学は男子のためのものでしたが、早稲田大学は全学部で女子の入学を許可しました。他大学からは、非常識と言われ、学生が集まらない、学習の質が低下すると非難されました。しかし、優秀な女子が入学し、質の低下とは逆な結果となりました。60年代には、アジアを中心に外国人にも門戸を開き、多くの生徒を招きました。その時も他大学は、授業の質の低下や犯罪の心配を挙げ、非常識な行動と非難しました。各国の優秀な青年が入学し、卒業と同時に、それぞれの国に帰り、自国の中心者として働いています。他大学が外国人に門戸を開いたのは、それから15年後のことでした。また、80年代には、社会人枠を設け、働きながら勉強したい人や、再度勉強したい社会人にも、別入試と自己推薦で入学できる制度を作り上げました。今や全大学で社会人枠があります。私大の雄として輝いている早稲田大学は、非常識の中の小さな常識を見つけて、大きな常識にして行ったのです。世間の非常識を常識に変えたのです。そこが歴代の学長の力であり、伝統なのでしょう。 あなたの考えている非常識は、来年常識になるかもしれません。生徒募集・授業・プリント・宿題・解説、あなた個人の常識を見直して欲しい。 「自分の持っている常識を疑ってみる」 |
| ページの先頭へ | 平成19年 2月号 KEY WORD 〜プロフェッショナル〜 「プロフェッショナル」と聞くと、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。ゴルゴ13だったり、黒澤明監督だったりしませんか?広辞苑をひも解いてみると「専門的」「職業的」「職業としてそれを行う人」と記されています。巨匠や人間国宝の方々がプロフェッショナルだと思いがちですが、私はもっと幅を広げて、我々の身近なプロフェッショナルについて話したいと思います。今回の定義として「職業において1円でも報酬を貰えばプロである」(OIRON語録より)とします。それを3つの観点から見てみましょう。 まず、1番目に「時間」を取り上げます。プロとして上位に君臨し、多くの物を得ている人は、時間に厳しいと思われます。時間はお金と異なり蓄えることはできません。ただ使うだけです。待ち合わせ場所を間違えれば、すぐ引き返し訂正できますが、この時間は二度と帰って来ません。また、大富豪であっても貧しい人であっても、楽しい時であっても悲しい時であっても、体感は異なるかもしれませんが、時間は平等に訪れるものです。言い換えれば地球上の全ての者・物が自由に使えるのが時間です。それだけに真の時間と偽の時間(時間泥棒)に注意する必要があります。 偽の時間とは何でしょうか?昨年の暮れ、ある塾で体験したことです。授業時間はパンフレットと時間割に120分と書いてありました。120分の授業で生徒は緊張感が保てているのかと思っていると、間に15分の休憩が入っていました。保護者の方は120分としての月謝を支払い、時間講師は120分の給与を受け取っています。しかし生徒は105分の授業しか受けていません。その上、約2km先に同経営の塾があり、講師は2つの塾の掛け持ちで授業をしています。授業と授業の間に10分の休憩がありますが、移動には15分〜20分かかります。両校とも同じ時間割ですから、講師は少なくとも5分〜10分遅れます。クラスが10人ならば、遅刻で5分×10人=50分、15分の休憩×10人=150分。しかし、金銭的には何も変わりません。これを私は偽の時間と呼んでいます。偽りの時間は、経営者やその行為を行っている人には気付きにくいかもしれませんが、体験している生徒や保護者の方は気がついてきます。時間は平等に訪れますが、真の時間か偽りの時間かは、それぞれの行動が決めることです。 2番目は「場を読む」ことです。1つの例を挙げましょう。民放テレビは、朝から夜までコマーシャルで運営されていますが、コマーシャルの内容は朝・昼・夜で異なっています。トヨタ自動車は、午前中は主婦向けの車、夕刻からアダルト向けの車、夜遅くなるとヤング向けの車、としているそうです。提供する番組でも変えています。では、塾で「場を読む」とは何でしょうか。退塾報告書の中に「先生が変わったから退塾した」という理由がよくあります。またある講師が「あの生徒は自分が教えないとやめると言っている」というのもよく聞く言葉です。これらは場を読めないアマチュアで、プロフェッショナルではありません。個人で経営し、自分ひとりで教えているならば通用する話ですが、我社は法人であり組織で動いています。人事異動で生徒がやめるのは想定外の出来事です。これは教室内で職員同士がT‐UPしていないことが大きな要因です。T‐UPとは自分以外の職員の良いところを時あるごとに褒めることです。○○先生は自分よりこんな資格があり、すごい人だ、というように。人間、他人の自慢話は聞きたくないものですが、他の人が褒めれば本気にするものです。特に、教室長や塾長が褒めると、生徒の耳に素直に入っていきます。担当が変わる時にUPがあるか無いかで大きな差になってきます。誰でも褒められて悪い気はしないでしょう。逆を言えば、教室内で職員同士のトラブル、上司からの小言は厳禁です。 3番目は知識です。これは説明するまでもない事だと思いますが、以前ある塾で生徒の質問に答えられない先生を見たことがあります。ここからは我々の職業に限ったことですが、教えるプロフェッショナルと教わるプロフェッショナルがあります。これは説明が難しいので、次に紹介する本を是非読んでいただきたい。本の内容は、いじめと勉強嫌いで、小学校・中学校の通知表はオール1、中3の時かけ算の九九は2の段まで、漢字は自分の名前だけ、英語はBookしか知らない男性が、24才になって学問に目覚め、定時制高校に通い、名古屋大学工学部に現役で合格。その後大学院を経て現在高校の教師となった宮本延春氏と、指導した先生の本です。題目は「オール1の落ちこぼれ教師となる」(角川書店)宮本延春著。プロフェッショナルが溢れていて、面接や進学相談会に使える内容です。是非読んでください。 |
| ページの先頭へ | 平成19年 1月号 KEY WORD 〜計〜 私の元旦は、受験生の合格祈願の短冊451体を持参して、三重県にある「頭之宮参拝」から始まりました。手を合わせながら、全員の合格通知が届くことと、冬期講習の成果が生徒の将来に大きな力となることを祈りました。 1年の計は元旦にあり、と言われていますが、今年の我社の計は、会社内部における計、会社と従業員の計、従業員と生徒の計、この3つに分けられると思います。会社内部における計では、組織の確立です。組織の確立と聞くと部長がいて、課長がいて、そして係長が・・・と思うでしょうが、私の言う組織は役職人事ではありません。あらゆる所にあらゆる事にすぐ対応できる体制を作ることです。詳しい内容は、私達役員が今まで積み上げたものを形にして皆さんに示すことだと思います。この項目は既存の形態にとらわれず、我社独自のものが必要です。いかに規模が小さくても上場企業に負けないものを作ることです。そのために、今一度考えたいのです。職員の配置はこれでいいのか?上に立つものに計はあるのか?それぞれの予算の分配はこれでいいのか? 三是以外は全て見直したいと思います。又、会社と対外的には、顧問を依頼している弁護士・社会労務士・税理士・証券会社・監査法人・取引している銀行等も、2010年を目標に見直すつもりです。相手がいるだけに最も難しいと思われますが、私は難題を解決するために会社から給料をもらっているのです。解決のためには、職員の皆さんに苦労をかけたり助言をもらったりすることになると思いますが、どうか協力してください。 会社と従業員との計について、私の経営の基本とも言える言葉があります。それは「受益者負担」です。受益とはお金であったり、やりがいであったり、気持ちであったりします。職員の皆さんが喜ぶこと全てです。受益があれば負担は必ずあります。例えばあなたが新しく役職についたならば、知恵・知識・部下の統率等が負担です。給与が上がれば、利益を上げることが負担となります。あなたが出席したセミナーの内容は受益です。その内容を会社に報告し、取り入れることができる事柄を披露することは負担です。当社では、職員の検定試験全てに、全額ではありませんが負担金を提供しています。資格を得る利益は、あなたにとって履歴書に記載できるし転職にも役に立つでしょう。取得した資格を、会社や生徒指導に生かすことがあなたの負担です。 負担と聞くと損をしたと思うでしょうが、違います。受益と負担は一体であり、受益のあるところに負担は必ずあります。負担だけがクローズアップされますが、逆に言えば、負担のあるところに必ず受益はあります。以前、月謝等の安売りをするな、と言いましたが、これも受益者負担が基にあります。皆さんは最高の授業を生徒に提供しているはずです。最高のものにはそれなりの負担をしてもらうのは当然です。 最後に、従業員と生徒の計ですが、これは挨拶に始まり挨拶で終わります。職員同士、生徒同士、職員と生徒の間、入室時・退出時の挨拶はよく聞かれます。「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「お疲れ様」「お先に失礼します」「さようなら」私はこれらの挨拶に今年はもう一つ加えたいと思います。それは「ありがとう」です。まず職員同士から上下の関係なく、ペンを1本借りたり、物を取ってもらったりした時「ありがとう」と言いましょう。職員と生徒の間でも、職員から生徒へ、生徒から「先生、今日はありがとう」(私が現役の時はよく聞かれた言葉ですが・・・)そして生徒同士にも広げていきたいと思います。先ずは教室の中から始めましょう。職員全員が教室から外へ、家庭へ、友人へ。かつて私の師であるDr Coxは、「高速道路の料金所の係員は、一日で一番多くの人と対面する職業である。あなたの一言である『ありがとう』で、次のお客に接する時の態度が変わる」と、言っていました。 今、私たちには何か欠けていませんか?そう「ありがとう」です。形の見えない「美しい日本」より形の見える美しい言葉です。 そして、今年の標語努力とは、見えない所でするのが美しい。見える所でする努力は美しくない。 |
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